Nothing's Gonna Stop Me Now(邦題・ストップ・ミー・ナウ)/サマンサ・フォックス [POPS]
当時を知る人で、サマンサの名前を知らない人も少なからずいるかもしれない。
実質的な芸能活動の振り出しは英タブロイド紙「The Sun」のページ・スリー・ガール(三面のヌードグラビアモデル)で、そこから歌手に転身したという異色の経歴の持ち主である。
当時はあのマドンナの世界的成功を背景に、実に多くの若手女性歌手が生まれては消えるといった状況でしたが、サマンサはそのなかでも成功を収めたシンガーと言っていい。
デビューシングル「タッチ・ミー」は全英で3位、全米で4位という大ヒットを記録、同名タイトルのデビュー・アルバムも全英アルバム・チャートで4位に輝き、ゴールドディスクを獲得した。
その後もヒット作に恵まれたサマンサは、そのセクシーな容姿(こちらで彼女の名を記憶してる男性も多いかも)と相まって、80年代後半のダンス・ミュージック・シーンにその名を刻んだ。
この「ストップ・ミー・ナウ」は彼女のセカンドアルバム「Samantha Fox」からのヒット。
夏の香り漂うポップなサマー・チューンで、80年代後半の洋楽の代名詞とも言えるいわゆるユーロ・ビートである。
世間的にはデビューシングルの方が知名度が高いですが、個人的にはサマンサといえばこの「ストップ・ミー・ナウ」。
印象に残るあのサビは一度聴いたら忘れないでしょう。
最高位は全英8位。
タグ:サマンサ・フォックス
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